快適なお部屋づくり

大型・中型インコのケージおすすめ決定版!サイズと素材の選び方

こんにちは、とりラボのnanamiです。愛鳥のための家選び、本当に悩みますよね。特に体が大きな鳥さんだと、安全性や快適さをどう確保すればいいのか迷ってしまうことも多いはずです。「お店で一番大きいやつを買えばいいのかな?」「素材は何が違うの?」なんて疑問も尽きません。

実は、大型インコや中型インコのケージのおすすめ情報を探すときは、単なる大きさだけでなく、線径というワイヤーの太さや、サビに強いステンレス素材かどうかも重要なポイントになります。また、毎日のことだからこそ掃除のしやすさも無視できません。ケージは一度買ったら何年も、あるいは何十年も使うもの。だからこそ、後悔しない選び方を知っておく必要があります。

今回は私が実際に調べて感じた、長く使える愛鳥の居住空間選びについて、HOEIやサンコーといったメーカーの特徴も交えながら、どこよりも詳しくお話ししますね。これを読めば、あなたの愛鳥にぴったりの「マイホーム」が必ず見つかるはずです!

  • 翼を広げたサイズを基準にした窮屈さを感じさせない空間設計
  • 金属中毒のリスクを減らし長期間使用できるステンレスの重要性
  • 毎日のメンテナンス負担を軽減する引き出しトレイの利便性
  • 愛鳥の種類や性格に合わせたHOEIやサンコーなどの製品選び

大型インコや中型インコのケージのおすすめな選び方

大切な家族である愛鳥が、20年、30年、種類によっては50年以上と長い時間を過ごすことになる「家」ですから、選び方には絶対に失敗したくないですよね。人間で言えば、一生住む家をカタログだけで決めるようなものですから、慎重になるのは当然です。ここでは、デザインや価格といった表面的な要素だけで選んで後悔しないために、私が特に重視している構造や素材のポイントを、動物行動学的な視点も少し交えながら具体的にお伝えします。

失敗しない適切なサイズの基準

ケージ選びで一番最初にぶつかる壁、そして最も多くの飼い主さんが悩むのが「サイズ」の問題です。私も最初は「鳥が止まり木に止まっているサイズ」で考えてしまいがちだったんですが、これだと実は狭すぎるんですよね。インコたちは、止まり木でじっとしている置物ではありません。彼らは感情豊かで、活発に動き回る生き物なんです。

「翼開長」という絶対的な基準

鳥さんにとって、翼を広げてストレッチする行為(エンジェルポーズなんて呼んだりしますよね)は、単なる伸びではありません。これは呼吸器の換気効率を高めたり、飛翔筋の萎縮を防いだりするための、生理的に不可欠な行動なんです。もしケージが狭すぎると、翼を広げた瞬間に金網に「ガンッ」とぶつけてしまいます。これが繰り返されると、風切羽が折れてしまったり、羽軸にストレスラインが入ったり、最悪の場合は骨折や脱臼の原因にもなりかねません。

そのため、ケージの幅は最低でも「翼を広げた長さ(翼開長)の1.5倍から2倍」は必要だと言われています。これが「狭さを感じさせない」最低ラインです。

鳥種体長(目安)翼開長(目安)推奨ケージサイズ
オカメインコ約30-33cm約45-50cm幅46.5cm以上
(高さが必要)
ヨウム約33cm約70-75cm幅50cm以上
(理想は60cm以上)
ボウシインコ約35-40cm約75-80cm幅60cm以上
大型インコや中型インコのケージのおすすめな選び方

【サイズの考え方まとめ】
・オカメインコ:尾羽が非常に長いので、底面積だけでなく「高さ」と「奥行き」がないと、ターンした時に尾羽が擦れてボロボロになります。
・ヨウムなどの大型:翼開長が70cmを超えることもあるため、一般的な465サイズ(幅46.5cm)では明らかに回転不足。一辺50cm以上の広さ(915サイズ等)が必須です。

「部屋が狭くなるから…」という理由で小さめのケージを選んでしまうと、鳥さんはストレスで自分の羽を抜いてしまう「毛引き症」や、同じ場所を何度も往復する「常同行動」を起こすリスクが高まります。愛鳥の心の健康を守るためにも、設置スペースが許す限り、ワンサイズ大きなケージを選んであげるのが愛情かなと私は思います。

大型インコや中型インコのケージのおすすめな選び方

錆びないステンレス素材の価値

次にこだわりたいのが「素材」です。お店や通販サイトでケージを見ていると、同じような形のケージでも、値段が倍以上違うことってありますよね?その理由のほとんどは「メッキ塗装」か「ステンレス製」かの違いです。「最初は安いメッキでもいいかな?浮いたお金でおもちゃを買ってあげよう」と迷う気持ち、すごくよく分かります。でも、長い目で見るとステンレス製を選ぶのが圧倒的におすすめなんです。

金属中毒という見えない恐怖

私がステンレスを強く推す最大の理由は、耐久性以前に「安全性」の問題です。安価なケージの多くは、鉄のワイヤーに「亜鉛メッキ」を施してサビを防いでいます。また、溶接部分に「鉛」を含むハンダが使われていることもあります。

実は、この「亜鉛」や「鉛」は、鳥さんにとって猛毒なんです。インコはケージの金網をクチバシで掴んで移動したり、退屈しのぎにガジガジと齧ったりしますよね。そのたびに微量の金属片やメッキの粉が体内に入り込み、蓄積されていくと「金属中毒」を引き起こします。

【金属中毒の主な症状】
・突然の嘔吐、食欲不振
・鮮やかな緑色のフン、血便
・脚の麻痺、痙攣(けいれん)などの神経症状
・貧血によるふらつき
※これらの症状が出た時には重篤化していることが多く、命に関わる緊急事態です。

ステンレス(特にSUS304というグレード)は、鉄にクロムなどを混ぜた合金で、メッキ処理を必要としません。そのため、どれだけ齧っても亜鉛中毒になるリスクが構造的にないんです。これは飼い主としての安心感が全然違います。

大型インコや中型インコのケージのおすすめな選び方

10年スパンで考えるコストパフォーマンス

もちろん、ステンレスケージは高いです。HOEIの「465オカメ」で言えば、メッキ版が1万円台なのに対し、ステンレス版は3万円台後半と、価格差は2倍以上あります。でも、メッキ製のケージは、インコの水浴びや酸性のフンによって、早ければ2〜3年で白く錆びたり、メッキが剥がれてきたりします。そのたびに買い替えていたら、10年で3回買い替えることになり、結局トータルコストは高くなってしまうんですよね。

一方、ステンレス製は適切にメンテナンスすれば10年、20年と余裕で持ちます。半永久的と言ってもいいくらいです。「一生モノの家具」を買う感覚で、最初からステンレスを選んでおくのが、結果的に一番賢い買い物になると思います。

大型インコや中型インコのケージのおすすめな選び方

掃除が楽な引き出しトレイ構造

大型・中型インコとの生活は、毎日の掃除との戦いでもあります。体が大きければフンの量も多いですし、餌の殻や脂粉も豪快に散らかります。毎日のことだからこそ、絶対に妥協できないのが「掃除のしやすさ」です。大型のケージは本体だけで5kg〜10kg近い重さになることもあるので、丸洗いのたびに浴室まで運ぶのは一苦労……。だからこそ、「トレイの引き出しやすさ」が重要になってきます。

「底」の構造で毎朝のQOLが変わる

ケージ選びで特にチェックしてほしいのが、「フン切り網」と「トレイ」の関係性です。主に以下の2つのタイプがあります。

  1. HOEIタイプ(引き出し+手前に出る網)
    多くのHOEI製品は、トレイを引き出すとフン切り網も一緒に(あるいは別々に)手前に引き出せる構造になっています。これなら、ケージ本体を持ち上げることなく、汚れた網だけをサッと洗面所に持って行って洗えます。ただ、トレイと本体の隙間にゴミが挟まりやすいモデルもあるので、購入前に仕様をよく確認しましょう。
  2. SANKO イージーホームタイプ
    最近のSANKO(三晃商会)の「イージーホーム」シリーズなどは、ベースカバーがトレイの内側に傾斜して入り込んでいる特許構造になっています。これが本当に便利なんです!壁をつたって落ちたフンやおしっこが、確実にトレイの中に誘導されるため、トレイとカバーの隙間から床に漏れるという「鳥飼いあるある」の悲劇を防げます。

【チェックポイント】
・引き出しの動きはスムーズか?(毎日開け閉めするので重要)
・フン切り網はステンレスか?(網は一番汚れるので、ここだけでもステンレス製だと掃除が楽です)
・敷材(新聞紙やペットシーツ)を交換する際、鳥が脱走しないような構造になっているか?

昔ながらの構造だと、本体をガバッと持ち上げないと底のトレイが外せないタイプもあります。これだと毎朝の掃除が筋トレ状態になってしまい、つい掃除が億劫になってしまう原因にも。長く清潔に保つためにも、「引き出し式」であることは必須条件と言えますね。

掃除が楽な引き出しトレイ構造

防音と保温にはアクリルカバー

集合住宅で大型インコや中型インコと暮らす場合、避けて通れないのが「鳴き声」と「温度管理」の問題です。「呼び鳴き」の大きさには本当に気を使いますよね。特にヨウムやボウシインコ、コガネメキシコインコなどの本気鳴きは、工事現場レベルの90〜100デシベルを超えることもあり、何もしないとご近所トラブルの原因になりかねません。

アクリルケースという「防音室」

そこでおすすめなのが、ケージを丸ごと覆う「アクリルケース」の導入です。これは「とりまる」や「バードモア」などの専門店で販売されているもので、ケージを一回り大きな透明な箱に入れるイメージです。

アクリルケースには、単なるカバー以上の効果があります。

  • 防音効果:完全に無音にはなりませんが、厚さ5mm程度のアクリル板で囲うことで、突き刺さるような金属音(高音域)をかなりマイルドにしてくれます。隣の部屋への音漏れレベルが、「騒音」から「生活音」くらいまで下がる感覚です。吸音材を併用するとさらに効果的ですよ。
  • 保温効果:保温効果も抜群です。日本の冬は熱帯原産のインコたちには寒すぎます。アクリルケースは二重窓のような断熱効果を発揮し、ヒーターの熱を逃がしません。電気代の節約にもなりますし、サーモスタットでの温度管理も安定します。
  • 脂粉対策:大型インコ特有の白い粉「脂粉」が部屋中に舞うのを防いでくれます。ケージ周りの床が粉っぽくなるのを防げるので、飼い主さんのアレルギー対策や、空気清浄機・エアコンのフィルター詰まり防止にも役立ちます。

ヒーター設置の注意点

ただし、密閉性が高まる分、夏場の温度上昇には注意が必要です。また、ペットヒーター(保温電球)を使う場合は、アクリル面とヒーターが近すぎると熱でアクリルが変形したり、最悪の場合は発火したりするリスクがあります。

アクリルケース内でヒーターを使う際は、必ずサーモスタットを併用し、ヒーターと壁面の距離を十分にとるか、ケースの外側に設置するタイプのヒーターを選ぶなどの安全対策を徹底してください。

線径と強度の安全性チェック

「鳥かごなんてどれも同じ金網でしょ?」と思ったら大間違いです!大型インコのクチバシの力は想像以上に強力で、硬い殻のナッツ類ですら「パキッ」と簡単に割ってしまいます。その破壊力はペンチ並みか、それ以上です。

3mmの壁を超えられるか

一般的なセキセイインコや文鳥用のケージは、線径(ワイヤーの太さ)が1.6mm〜2.0mm程度で作られています。しかし、ヨウムやバタン、大型のコンゴウインコにとって、この太さは容易に曲げられる「針金」に過ぎません。

もし強度が不足していると、以下のような事故につながります。

  • 溶接外れ:執拗に同じ場所を齧ることで溶接が外れ、鋭利な金属が露出して口の中や目を怪我する。
  • 脱走:ワイヤーを捻じ曲げて隙間を作り、そこから脱走する(不在時に脱走すると、電気コードを齧るなどの命に関わる事故につながります)。
  • 隙間への挟まり:曲がったワイヤーの隙間に脚や首が挟まり、パニックを起こして骨折する。

大型インコを迎えるなら、ワイヤーの線径(太さ)は「3mm以上」あるものが安全基準と言われています。これが一つのボーダーラインです。

ケージの商品説明を見る際は、全体のサイズだけでなく、「線径(mm)」もしっかりチェックしてください。また、ワイヤーの間隔(ピッチ)も重要です。ピッチが広すぎると小型の鳥は頭が挟まってしまいますし、狭すぎると大型の鳥の太い指が挟まる可能性があります。愛鳥のサイズに合ったピッチを選ぶことも、安全管理の基本ですね。

HOEIやサンコーなどのメーカー

日本国内で入手しやすいケージメーカーには、それぞれ明確な個性や設計思想があります。自分の飼育スタイルやインテリアの好みに合ったメーカーを見つけるのも、ケージ選びの楽しみの一つですよ。

メーカー特徴・強みこんな人におすすめ
HOEI
(豊栄金属工業)
とにかく頑丈で質実剛健。日本の鳥かごのスタンダードです。ステンレスモデルのラインナップが最も豊富で、交換パーツ(止まり木やフン切り網)も入手しやすいのが最大の強み。安全性と耐久性を最優先したい人。長く同じケージを使い続けたい人。
SANKO
(三晃商会)
ユーザーの使い勝手を考えたイノベーションが得意。「イージーホーム」のトレイ構造や、前面が透明パネルになった「クリアバード」など、機能的な製品が多いです。毎日の掃除時間を短縮したい人。リビングでの見た目や汚れ防止を重視する人。
GB
(ジービー)
プロブリーダーや動物園でも採用される無骨な堅牢さが魅力。飾り気はないですが、溶接がしっかりしていて歪みが少ないと評判です。シンプルで丈夫な道具を好む人。プロ仕様の安心感を求める人。
Prevue Pet
(プレビューペット)
アメリカの老舗メーカー。日本のケージにはないデザイン性(ハンマートーン塗装など)と、プレイジム一体型の機能美が特徴。インテリアにこだわりたい人。放鳥時の遊び場をケージと一体化させたい人。

特にHOEIは、愛知県に本社を置く日本のトップメーカーで、その製品の信頼性は折り紙付きです。もし迷ったら、HOEIの製品を選んでおけば、まず間違いはありません。パーツの供給も安定しているので、「止まり木が折れた」「フン切り網だけ買い替えたい」といった時にもすぐに対応できるのが嬉しいですよね。

(出典:豊栄金属工業株式会社 公式サイト

大型インコや中型インコ用ケージのおすすめ製品

選び方のポイントがわかったところで、具体的にどのケージが良いのか、愛鳥の種類や目的に合わせた「鉄板」のおすすめモデルをご紹介します。実際に多くの愛鳥家さんが使用していて評判が良く、「これを選べば間違いない!」という製品を厳選しました。

オカメに最適な465シリーズ

オカメインコやウロコインコ、シロハラインコなどの中型インコにおすすめなのが、HOEIの「465オカメ」シリーズです。このケージの最大の魅力は、名前の通りオカメインコのために考え抜かれた設計にあります。

先ほどもお話しした通り、オカメインコは体長に対して尾羽がすごく長い鳥です。普通の正方形のケージ(例えば465パラキートなど)だと、高さが足りず、止まり木に止まった時に自慢の長い尾羽が床やフン切り網に触れてしまいます。常に尾羽が何かに触れている状態は鳥にとって不快ですし、排泄物で汚れる原因にもなり、衛生的にも良くありません。

「高さ」と「横網」の絶妙なバランス

「465オカメ」は、通常の465サイズよりも高さ(Height)が580mmと高く作られているため、高い位置に止まり木を設置すれば、尾羽が床につきません。これにより、オカメインコ特有の美しいシルエットを保つことができます。

さらに注目なのが、ケージの前後面が「横網(ホリゾンタル)」になっている点です。

インコはクチバシと足を使って、はしごを登るようにケージの側面を移動するのが大好きです。縦網だと滑って登りにくいのですが、横網ならスイスイと自由に移動できます。ケージ内での運動量が増えるので、肥満防止やストレス解消にも効果的ですよ。

もちろん、ステンレスモデル(465オカメ ステンレス)もラインナップされています。長く使うなら、絶対にステンレス版がおすすめです。色はシルバーでシンプルですが、どんな部屋にも馴染みますし、何より「錆びない」という安心感はプライスレスです。

ヨウムを守る頑丈な915オウム

賢くて力持ちのヨウム(アフリカングレイ)やボウシインコ、キバタンなどの小型白色オウムを迎えるなら、HOEIの「915オウム」が間違いなく最強の候補です。

このケージは、先ほどお話しした安全基準である「線径3mm」の極太ステンレスワイヤーを採用しており、大型インコの強烈な破壊工作にもビクともしません。私が実際に見た感じでも、「これは頑丈だわ…」と唸るほどの剛性感があります。

知恵比べに負けないセキュリティ

大型インコは、3歳児〜5歳児並みの知能を持つと言われています。彼らは飼い主がケージを開ける様子をじっと観察していて、簡単な掛け金くらいなら自分で外して脱走してしまうんです。「915オウム」は、ドアロック部分にナスカン等を通して二重にロックできる構造になっており、知恵の輪のように鍵を開けてしまう賢い子の脱走対策も考慮されています。

サイズは幅51.5cm × 奥行51.5cm × 高さ80cm。高さがたっぷりあるので、大型インコ用の長くて大きなおもちゃをぶら下げても余裕があります。彼らは破壊活動が遊びそのものなので、丈夫なおもちゃをたくさん入れてあげる必要がありますが、この広さならレイアウトの自由度も高いです。

【注意点】
非常に頑丈な分、重量は約9kg〜10kgとかなり重いです。掃除の時に移動させるのが大変なので、別売りのキャスター付きスタンド(おやすみカバーを掛ける時にも便利)を使用するか、設置場所を工夫する必要があります。

おしゃれな海外製やレイアウト

「日本のメーカーのケージは機能的だけど、リビングのインテリアに馴染まない……」「白い金網と青いプラスチック底というデザインがちょっと……」と悩んでいる方には、海外製ケージも選択肢に入ります。特にアメリカの「Prevue Pet Products(プレビューペット)」「King's Cages」などは、デザイン性が非常に高いことで知られています。

「見せるケージ」としての魅力

海外製ケージの多くは、アイアン家具のような「ハンマートーン(鍛造風)」仕上げのブラックやシルバー、アンティークゴールドなどの塗装が施されており、ヴィンテージ調やモダンなインテリアと非常に相性が良いです。鳥かごを「隠すべきもの」から「見せる家具」へと昇華させてくれます。

また、大きな特徴として、ケージの天面がそのまま遊び場になっている「プレイトップ(Playtop)」タイプが多いことが挙げられます。放鳥時に鳥さんがケージの上で遊ぶことができ、ハシゴや餌入れも最初から付いています。これなら、別途アスレチックを用意するスペースがなくても、ケージ周りだけで完結する遊び場を作ってあげられます。省スペース化にも寄与する賢い設計ですよね。

【海外製のデメリット】
組み立ての精度:日本製(HOEI等)に比べて部品の精度が甘いことがあり、ネジ穴がズレていたり、組み立てにかなりの力が必要だったりすることがあります。DIYに不慣れな方は苦戦するかもしれません。
パーツ供給:専用のトレイやキャスターが壊れた場合、代替品が日本国内ですぐに手に入らないリスクがあります。「お取り寄せ」で数ヶ月待ち、なんてことも覚悟しておく必要があります。

手作りや中古ケージのリスク

最後に、少し注意喚起をさせてください。大型のケージは数万円する高価な買い物なので、費用の節約のために「自作ケージ」や「フリマアプリでの中古ケージ」を検討される方もいるかもしれません。でも、愛鳥の安全を考えるなら、個人的にはあまりおすすめできません。

「安物買いの銭失い」では済まないリスク

まず自作についてですが、ホームセンターで売られているバーベキュー網や安価な金網には、ほとんどの場合「亜鉛メッキ」が使われています。これをインコ用ケージの素材として使うのは、自ら愛鳥に毒を与えているようなもので、金属中毒のリスクが非常に高いです。また、木製ケージを自作する場合も、木材に含まれる防腐剤や塗料の成分に注意が必要ですし、何より大型インコの破壊力なら木枠なんて数日で粉砕されてしまいます。

次に中古ケージについてです。見た目が綺麗でも、前の持ち主の鳥さんがどんな理由で手放されたのか分かりません。もし、PBFD(オウム類のくちばし・羽毛病)やBFDといった、感染力が強く治療が困難なウイルス性の病気を持っていた場合、通常の洗浄ではウイルスが落ちきらずに残留している可能性があります。

目に見えないウイルスや金属のリスクを避けるためにも、やはり信頼できるメーカーの新品、できればステンレス製を用意してあげることが、愛鳥への最初で最大のプレゼントになると思います。治療費の方が高くつくことのないよう、ここはしっかり投資してあげてください。

大型インコや中型インコのケージのおすすめまとめ

ここまで、大型インコや中型インコのケージのおすすめな選び方と製品について、かなり詳しくご紹介してきました。長くなってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございます。

ケージは単なる「カゴ」や「収容場所」ではなく、愛鳥が人生(鳥生)の大半を過ごす大切な「マイホーム」です。私たち人間も、家の居心地が悪かったらストレスが溜まって病気になってしまいますよね。それは感受性豊かなインコたちも全く同じです。

初期投資として数万円、ステンレス製なら3〜4万円というのは、確かに少し勇気がいる金額かもしれません。でも、翼をのびのび広げられる広さや、安全で清潔に保てるステンレス素材を選ぶことは、結果として愛鳥のストレスを減らし、健康寿命を延ばし、病院に通うリスクを減らすことにも繋がります。何より、愛鳥が快適そうに過ごしている姿を見ることは、飼い主にとって何よりの幸せですよね。

ぜひ、今回の記事を参考にして、あなたの愛鳥にぴったりの素敵なお城を見つけてあげてくださいね。この記事が、あなたと愛鳥の末永く幸せな生活の第一歩になれば、とりラボライターとしてこれ以上嬉しいことはありません!

なお、最終的な判断や最新の在庫状況については、各メーカーの公式サイトや、信頼できる鳥専門店の方ともよく相談して決めてくださいね。それでは、素敵なバードライフを!

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