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【2026年最新】インコの値段一覧と種類別の相場・飼育費用

「インコと暮らしてみたい!」そう思い立ったとき、まず最初にスマホで検索するのが「インコ 値段 一覧」や「種類 相場」といったキーワードではないでしょうか。私も初めてセキセイインコをお迎えしようと考えたときは、ペットショップの生体価格表を食い入るように眺めては、自分のお財布事情と相談したものです。

しかし、実際にインコとの生活を始めてみると、お迎えにかかる費用は単なる「入り口」に過ぎないという現実に直面します。安価な小鳥だからといって飼育が簡単なわけではありませんし、逆に高価な大型オウムだからといって病気をしないわけでもありません。むしろ、種類ごとの値段の背景には、繁殖の難易度や希少性、そして寿命という重い現実が隠されているのです。

この記事では、これから愛鳥家への第一歩を踏み出そうとしているあなたに向けて、単なる価格リストだけでなく、その金額の裏側にある「命のコスト」について、私の実体験を交えながら徹底的に解説します。ペットショップのチラシには載っていない、リアルなお金の話と種類の選び方を、包み隠さずお話ししましょう。

記事のポイント

  1. 人気インコの種類ごとの最新販売価格と特徴
  2. 寿命やサイズによる生体価格の違いと相場感
  3. ケージやヒーターなど飼育開始に必要な初期費用
  4. 餌代や医療費を含めたリアルな年間維持コスト

インコの値段一覧と人気種別の価格相場

インコの値段一覧と人気種別の価格相場

それでは早速、皆さんが一番知りたいであろうインコの生体価格について詳しく見ていきましょう。一口にインコと言っても、その値段は種類やカラー、年齢、そして「人への慣れ具合(手乗り度)」によって大きく変動します。ここでは、初心者の方でも飼いやすい小型種から、愛好家憧れの大型種まで、2026年時点での一般的な市場価格を一覧にまとめました。

安いインコの種類と販売価格の目安

安いインコの種類と販売価格の目安

初めてインコを飼う方や、一人暮らしのワンルームマンションでも飼育しやすいのが小型インコです。特に「安い」というキーワードで検索されることが多いこれらの種類は、生体価格が数千円からとお迎えしやすいのが魅力です。しかし、声を大にしてお伝えしたいのは、「生体価格が安い=飼育が簡単でお金がかからない」という等式は決して成り立たないということです。

例えば、最も安価な並セキセイインコのヒナは1,000円程度で販売されていることもありますが、ヒナの飼育は非常に難易度が高く、保温器具や差し餌の道具を揃えるだけで生体価格の何倍もの費用がかかります。また、安価な個体ほど、大量繁殖の環境下で感染症を持っているリスクも否定できません。お迎え後の健康診断は必須と考えたほうが良いでしょう。

最も一般的な小型インコ等の価格帯は以下の通りです。

種類価格相場(税込)特徴・備考
ヒナ(並セキセイ)1,000円 ~ 7,000円差し餌が必要。温度管理がシビアで、初心者にはハードルが高い場合も
成鳥(並セキセイ)3,000円 ~ 10,000円一人餌が可能。性格がある程度固定されており、丈夫で飼いやすい
マメルリハ(グリーン)15,000円前後「ポケットパロット」と呼ばれる最小クラスだが、気は強め
文鳥(参考)3,000円 ~ 8,000円インコではないが比較対象になりやすい。フィンチ類のため鳴き声が異なる
キンカチョウ(参考)1,000円 ~ 5,000円非常に安価だが、観賞用としての側面が強く、手乗りにするのは難しい

表にある「マメルリハ」は、セキセイインコよりも小さい体格ながら、中型インコ並みの知能と寿命(15年〜20年)を持っています。価格はセキセイより高めですが、その小ささと鮮やかなグリーンやブルーの色彩から、近年非常に人気が高まっています。ただし、見た目の可愛らしさに反して気性が荒い一面もあり、噛む力が強いため、多頭飼いには注意が必要です。

このように、セキセイインコであれば数千円からお迎えが可能ですが、それはあくまで「生体そのもの」の価格です。安価な個体を選ぶ際は、羽のツヤ、お尻の汚れ、目の輝きなどをじっくり観察し、少しでも元気がないと感じたらお迎えを見送る勇気も必要です。安物買いの銭失いならぬ、「安物買いの命失い」にならないよう、慎重な選定が求められます。

セキセイインコの値段と色別の相場

セキセイインコの値段と色別の相場

「インコと言えばセキセイ」と言われるほどポピュラーな彼らですが、実はカラーバリエーション(羽色)によって値段が天と地ほど異なります。ペットショップに行くと「並セキセイ」「高級セキセイ」「ハゴロモセキセイ」など様々な表記を見かけますが、これらは品種や色彩変異の違いを示しています。

一般的な「並セキセイ(ノーマル)」や「オパーリン」といった品種は供給量が安定しているため安価ですが、遺伝的に固定が難しいレアカラーや、品評会(ショー)に出るような特殊な品種は、驚くような価格で取引されています。ここでは、色や品種による価格の違いを深掘りしてみましょう。

価格が高くなる要因
価格が高くなる傾向にあるのは、遺伝的に固定が難しい淡い色合いの「パステルカラー」や「ライラック」、そして背中の羽が花のように逆立っている特殊な芸物品種「ハゴロモ(羽衣)」などです。

カラー・品種価格相場(税込)特徴・魅力
パステルカラーライラック8,000円 ~ 15,000円淡く美しい紫色(藤色)で、SNS映えするため非常に人気が高い
ハゴロモセキセイ12,000円 ~ 15,000円背中に「梵天」と呼ばれる巻き毛がある日本発祥の品種
大型セキセイ(ショーバード)20,000円 ~ 25,000円ジャンボセキセイとも呼ばれる。体格が良く、おっとりした性格が多い
大型セキセイ(ペア)80,000円 ~ 100,000円繁殖を目的とした高品質なつがい。血統書がつくこともある
アルビノ・ルチノー5,000円 ~ 8,000円全身が白(赤目)や黄色(赤目)の単色。神秘的な美しさがある

特に最近、InstagramなどのSNSで話題になっているのが「ライラック」や「レインボー」といった淡いパステルカラーの個体です。私がよく通うショップでも、ライラックが入荷すると「即日完売」という札がつくことが珍しくありません。需要に対して供給(繁殖成功率)が少ないため、価格は高騰傾向にあります。

また、「ジャンボセキセイ(大型セキセイ)」にも注目です。普通のセキセイインコよりも一回り大きく、モコモコとした羽毛に埋もれた顔が特徴的です。性格は通常のセキセイよりも穏やかで動作もゆっくりしているため、「あまり飛び回らず、のんびり触れ合いたい」という方には、価格は高くてもジャンボセキセイの方が合っているかもしれません。値段だけでなく、品種による性格の違いも考慮して選ぶのがポイントです。

なつく中型インコの価格と性格の特徴

なつく中型インコの価格と性格の特徴

パートナーとしてより深い絆を求める方に人気なのが、中型インコたちです。「ラブバード」と呼ばれるコザクラインコやボタンインコ、そしてオウム科のオカメインコ、近年ブームのウロコインコなどがここに含まれます。彼らの価格決定メカニズムには、色彩の美しさに加えて「どれだけ人に懐いているか(手乗り度)」が大きく関わっています。

中型インコは小型インコに比べて知能が高く、感情表現も豊かですが、その分「呼び鳴き」の声量が大きかったり、噛む力が強かったりといった側面もあります。価格だけでなく、住環境(防音性)との相性を考える必要があります。

主な中型インコの価格一覧と特性

種類価格相場(税込)寿命目安・特徴
コザクラインコ(ノーマル)8,000円 ~ 15,000円10~15年。パートナーへの愛情が深く、嫉妬深い一面も
コザクラ(色変わり)15,000円 ~ 30,000円バイオレットやシーグリーンなど、珍しい色は高価
ボタンインコ(一般)12,000円 ~ 25,000円7~15年。目の周りの白いアイリングが特徴。コザクラより少し神経質かも
オカメインコ(ノーマル)10,000円 ~ 18,000円15~20年。穏やかで平和主義。実はオウムの仲間
オカメインコ(ルチノー)15,000円 ~ 25,000円人気の白オカメ。オスはお喋りや口笛が得意な子が多い
サザナミインコ20,000円 ~ 45,000円動きがコミカルで比較的静か。水浴びが大好き
ウロコインコ70,000円 ~ 140,000円ニギコロができるほど懐く。芸達者で遊び好き

特筆すべきはウロコインコの価格です。数年前まではもう少し安価でしたが、その陽気な性格と、手の中で仰向けに寝転がる「ニギコロ」ができる愛らしさから人気が爆発し、現在は7万円〜15万円程度で取引されています。色変わり(パイナップル、ブルー、サンチークなど)の種類も豊富で、珍しい色ほど高額になります。

また、オカメインコはおっとりしていて初心者にもおすすめですが、「オカメパニック」と呼ばれる夜間のパニック症状を起こしやすい繊細さがあります。価格はお手頃ですが、驚かせないような静かな環境づくりや、パニック時に怪我をしないための広めのケージが必要です。このように、中型インコは「生体価格」と「飼育環境への投資」をセットで考える必要があります。

喋る大型オウムやヨウムの販売価格

喋る大型オウムやヨウムの販売価格

「お喋りが上手」で知られる大型インコやオウムの価格は、もはや「ペット」という枠を超え、高級車一台分に匹敵することもあります。これには希少性だけでなく、国際的な取引規制(ワシントン条約)や、繁殖の難易度が深く関係しています。大型種をお迎えするということは、数十年にわたる長い時間を共にする覚悟を購入することと同義です。

ワシントン条約(CITES)の影響
2016年にワシントン条約の規制が厳格化(附属書Iへ掲載)された「ヨウム」は、国際的な商業取引が禁止され、国内繁殖個体のみが流通するため価格が急騰しています。また、購入時には環境省への登録手続き(登録票の交付)が必要であり、譲渡や移動の際にも厳格なルールが適用されます。

種類価格相場(税込)特徴・備考
ヨウム600,000円 ~ 1,000,000円5歳児並みの知能を持つと言われる天才。登録票が必須
キバタン400,000円 ~ 800,000円美しい白色オウム。非常に長寿でスキンシップを好む
タイハクオウム500,000円 ~ 1,100,000円真っ白で大型。甘えん坊だが、雄叫びは凄まじい
ルリコンゴウインコ800,000円 ~ 1,500,000円極彩色の大型インコ。50年以上生きる長寿種
モモイロインコ400,000円 ~ 480,000円ピンク色が特徴。大型の中では比較的小柄で飼いやすいとされる

これらの種類をお迎えする場合、生体価格だけで判断するのは危険です。例えば、白色オウム(キバタンやタイハクオウム)は「脂粉」と呼ばれる細かい粉を大量に出すため、高性能な空気清浄機が必須ですし、家族にアレルギーが出ないかの確認も欠かせません。また、彼らの噛む力は家具を破壊するほど強力なので、破壊されても良いおもちゃを常に供給し続けるコストもかかります。

さらに、集合住宅で飼育する場合、防音設備(防音アクリルケースや防音室のリフォーム)に数十万円〜百万円単位の費用がかかることも覚悟しなければなりません。「生体代金は払えても、環境を維持できない」という悲劇を避けるためにも、金銭的なシミュレーションは入念に行う必要があります。

インコの寿命と値段の相関関係

インコの寿命と値段の相関関係

インコの値段一覧を見ていると、ある一つの傾向に気づきます。それは、「寿命が長い種類ほど、値段が高くなる傾向がある」という点です。これは、長く生きる鳥ほど繁殖サイクルが長く、成鳥になるまでに時間がかかるため、ブリーダー側の育成コストが価格に転嫁されるからです。

例えば、寿命が約10年のセキセイインコは数千円ですが、寿命が50年を超えるヨウムやコンゴウインコは100万円近くします。大型インコは、お迎えしてから数十年、場合によっては半世紀以上も家族として寄り添ってくれます。年間コストで割れば決して高くないという見方もできますが、ここで考えなければならないのは「飼い主自身の年齢」です。

寿命と飼い主の年齢について
大型インコは40年〜60年生きることも珍しくありません。もし現在27歳の私がヨウムをお迎えしたとしても、私が80歳になる頃、その鳥はまだ50代で元気かもしれません。自分の年齢と鳥の寿命を照らし合わせ、万が一自分が先に旅立ってしまった場合の預け先や、遺言信託などの法的な準備(費用含む)を考えることが、生体価格以上に重要です。

最近では、高齢の飼い主さんが施設に入るために泣く泣く手放すというケースも増えています。インコをお迎えする際の値段には、その長い寿命に対する「責任料」も含まれているのだと、私は考えています。

インコの値段一覧以外に必要な飼育費用

インコの値段一覧以外に必要な飼育費用

「インコ 値段 一覧」で検索して、お気に入りの子の価格が予算内だったとしても、すぐにお迎えを決めるのは時期尚早です。実は、インコとの生活で本当にお金がかかるのは、生体代金よりも「お迎えした後」の飼育費用なのです。ここからは、多くの人が見落としがちな初期費用や維持費のリアルな数字を解説します。

インコ飼育の初期費用とケージ代

インコをお迎えする当日までに揃えておかなければならない「住居一式」の費用です。小型インコであっても、最低限の環境を整えるためには3万円〜5万円程度の初期投資が必要になります。「とりあえずカゴだけあればいい」という考えは、後々のトラブルの元です。

私が考える「絶対に揃えるべきスターターキット」とその相場は以下の通りです。

用品名価格目安(税込)重要性と選択基準
ケージ本体5,000円 ~ 20,000円羽を広げてもぶつからない十分なサイズが必要。ステンレス製は高価だが錆びずに長持ちする
保温器具(ヒーター)3,000円 ~ 6,000円日本の冬はインコにとって過酷。命に関わるため必須。電球タイプやパネルタイプがある
サーモスタット3,000円 ~ 5,000円ヒーターと接続し、温度を自動で一定に保つための制御装置。これがないと温度管理ができない
キャリーケース2,000円 ~ 10,000円お迎え時はもちろん、通院や災害時の避難用として絶対に必要
温湿度計1,000円 ~ 2,000円感覚ではなく数値で管理する。最高最低気温が記録できるデジタル式がおすすめ
デジタルスケール2,000円 ~ 4,000円0.1g単位で測れるもの。毎日の体重測定で病気を早期発見する
おもちゃ・止まり木2,000円 ~ 5,000円ストレス解消と足の健康維持。止まり木は太さが違う自然木を使うと足への負担が減る

初期費用を抑えようとして、フリマアプリなどで中古のケージを探す方もいますが、私は強く「新品」を推奨します。前の鳥がPBFDなどの感染症を持っていた場合、ウイルスが残留しているリスクがあるからです。特に保温器具は、故障が命取りになるので、ケチらず信頼できるメーカーの新品を選んでください。

また、冬場の保温効率を高めたり、防音効果を期待したりするために「アクリルケース」をオーダーメイドで作る方も増えています。これを含めると、初期費用はさらに3万円〜5万円ほど上乗せになりますが、エアコン代の節約や近隣トラブル防止を考えると、決して高い投資ではありません。

月々にかかる餌代と維持費の総額

月々にかかる餌代と維持費の総額

毎月のランニングコストは、小型〜中型インコで月額3,000円〜5,000円程度が目安です。年間では約6万円になります。この費用の大半を占めるのが「餌代」と「光熱費」です。

餌(ペレット)の選び方とコスト

昔ながらの「シード(種子)」は安価で鳥たちも大好きですが、脂肪分が多く、ビタミンやミネラルが不足しがちです。そのため、最近は獣医師も推奨する「ペレット(総合栄養食)」が主流になりつつあります。

  • シード主食の場合: 月額1,000円程度(安価だが、別途ビタミン剤やカルシウム剤が必要)
  • ペレット主食の場合: 月額2,000円〜3,000円程度(「ハリソン」や「ラウディブッシュ」などの高品質な輸入フードが中心)

ペレットは一見高く感じますが、サプリメントが不要になり、結果的に病気のリスクを下げて医療費を抑えることにつながります。私は「ハリソン」や「ラウディブッシュ」といった信頼できるブランドを選んでいますが、これらは将来への投資だと考えています。安価な餌で体調を崩して病院に通うことを考えれば、毎日の食事にお金をかける方が、鳥にとっても飼い主のお財布にとっても幸せな選択だと言えるでしょう。

また、忘れてはならないのが「光熱費」です。インコは寒さに非常に弱いため、冬場はペットヒーターを24時間稼働させる必要があります。さらに、真夏は熱中症を防ぐためにエアコンを常時つけっぱなしにすることも珍しくありません。私の経験では、季節によって月々の電気代が1,000円〜2,000円ほど上がります。この「見えない維持費」も、家計簿の中でしっかりと計算に入れておく必要があります。

病院代や検査費用の平均相場

病院代や検査費用の平均相場

ここが最も予測しづらく、かつ高額になりやすいポイントです。インコには人間のような公的な健康保険がないため、医療費は全額自己負担(10割負担)となります。数千円のインコをお迎えしても、一度の通院でその何倍もの治療費がかかることは、この業界では常識です。

鳥を診られる病院の少なさ
犬や猫に比べて、鳥を専門的に診察できる動物病院は非常に少ないのが現状です。専門性が高いため、診察料や技術料は一般的な動物病院よりも高めに設定されていることが多いです。

以下は、一般的な鳥専門病院での費用目安です。

項目費用目安(税込)内容・タイミング
初診料・再診料1,000円 ~ 3,000円病院に行くたびにかかる基本料金
基本健康診断3,000円 ~ 5,000円視診、聴診、触診、そのう検査、糞便検査など
感染症遺伝子検査(PBFD等)11,000円 ~ 16,500円お迎え時の必須検査。3項目セットなどで割引がある場合も
血液検査5,000円 ~ 15,000円肝機能や腎機能など内臓疾患のチェック。中型以上で推奨
レントゲン検査5,000円 ~ 10,000円卵詰まりや金属中毒、骨折の疑いがある場合
入院(1泊)3,000円 ~ 8,000円酸素室の使用料や看護料が含まれる
手術50,000円 ~ 200,000円骨折や卵詰まり、腫瘍摘出などの緊急時

アニコム損保の調査データなどを見ると、小動物の年間平均診療費は犬猫に比べて低く出ることがありますが、これは「病院に連れて行かない(行けない)」ケースも含まれているためと考えられます。実際には、一度大きな病気をすると10万円単位のお金が飛んでいくことも珍しくありません。

例えば、私の友人のインコが「卵詰まり」で緊急手術になった際は、入院費込みで約15万円の請求がありました。こうした事態に備えて、私は毎月3,000円ずつ「愛鳥貯金」をしています。また、最近では鳥でも入れるペット保険が登場しています。月々2,000円〜3,000円程度の掛け金で、通院費の50%〜70%が補償されるプランもありますので、貯金が苦手な方は検討してみる価値があります。

(出典:アニコム損害保険株式会社『ペットにかける年間支出調査 2022』

ペットショップとブリーダーの価格差

ペットショップとブリーダーの価格差

最後に、どこからお迎えするかによる価格の違いについてです。「近所のペットショップ」と「専門ブリーダー(直販)」、それぞれにメリットと価格の傾向があり、単純に金額だけで優劣をつけることはできません。

ペットショップでの購入

価格傾向:標準的~やや割高(流通コスト含む)
最大のメリットは、飼育用品とセットでその日にお迎えできる手軽さと、アクセスの良さです。しかし、流通の過程で中間マージンが発生するため、生体価格はブリーダー直販と同等か、時には高くなる場合もあります。また、店員さんが必ずしも「鳥の専門家」とは限らず、性別や年齢が不明確なまま販売されているケースも散見されます。

ブリーダー直販での購入

価格傾向:やや高い~多様(検査費用込みが多い)
ブリーダーから直接購入する場合、価格は一見高く見えることがあります。しかし、その内訳をよく見ると、「PBFDなどの感染症検査費用」「性別鑑定費用」「一人餌までの育成費用」が含まれていることが多く、実質的には割安で安全なケースが多々あります。

「検査済み」の価値
もしショップで未検査の個体を1万円で買い、後から動物病院でフルコースの検査を受けたら、検査費だけで2万円近くかかります。最初から検査済みの個体を3万円でブリーダーから迎える方が、トータルコストは変わらず、何より「病気を持ち込むリスク」を回避できるという大きなメリットがあります。

また、親鳥の姿や飼育環境を見せてもらえることもあり、遺伝的な体質や性格を把握しやすいのもブリーダーならではの利点です。私は、初めての方こそ、少し値段が高くてもサポートの手厚い専門店やブリーダーからお迎えすることをおすすめしています。

インコの値段一覧と生涯コストの総括

インコの値段一覧と生涯コストの総括

ここまで、生体価格から維持費、医療費まで細かく見てきましたが、いかがでしたでしょうか。結論として、「インコ 値段 一覧」で表示される3,000円のセキセイインコであっても、その生涯にかかるトータルコスト(生涯費用)は、決して安くありません。

最後に、最もポピュラーなセキセイインコを例に、10年間飼育した場合の概算コストをまとめておきます。

項目概算費用内訳イメージ
生体購入費約3,000円導入の入り口
初期設備費約50,000円ケージ、ヒーター、アクリルケース等
食費・消耗品費約600,000円月5,000円 × 12ヶ月 × 10年
医療費(予備費含む)約300,000円年1回の健診+突発的な治療費
合計生涯コスト約953,000円10年間で約100万円

合計すると、約100万円近くのコストがかかる計算になります。大型インコやオウムになれば、桁がもう一つ増えることは想像に難くありません。この数字を見て「高い」と感じるか、「家族のためなら安い」と感じるかは人それぞれですが、命を預かるというのはこういうことなのだと、私自身も日々痛感しています。

価格一覧はあくまで入り口です。しかし、その数字の先には、お金には代えられない「手のひらの温もり」や「信頼関係」という素晴らしい体験が待っています。ご自身の経済状況とライフスタイルに合った、運命の一羽を見つけるための参考になれば幸いです。

※本記事に掲載している価格や費用は執筆時点での一般的な目安です。地域や店舗、時期によって変動しますので、正確な情報は各公式サイトや店舗でご確認ください。また、飼育に関する最終的な判断は、専門家や獣医師にご相談されることをおすすめします。

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nanami
R&D Researcher
この記事を書いた人

nanami

現役のメーカー研究開発職(R&D)としてデータ分析に従事する傍ら、愛鳥のコザクラインコ「ずんだ」と暮らす。科学的根拠に基づいた情報発信で、飼い主の不安を解消します。

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