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運命のパートナー「ルリコンゴウインコ」へようこそ
ルリコンゴウインコとの生活に興味を持ったあなたへ、まずは最大級の敬意と、生涯を捧げる覚悟の確認をさせてください。
あなたはこれから、鮮やかなブルーとイエローの羽を持つ「アマゾンの宝石」と、50年以上の歳月を共にする壮大な旅に出ようとしているのですから。
彼らの魅力を一言で表すなら、間違いなくこの言葉に尽きます。
知能は人間の
3歳児クラス!?
アマゾンの空を統べる、
甘えん坊な「巨大な赤ちゃん」。
ルリコンゴウインコ(Blue-and-yellow Macaw)は、動物園やテーマパークの主役としてお馴染みの大型インコです。
その知能の高さは驚異的で、言葉の意味を理解して会話をしたり、簡単なパズルを解いたりすることもできます。しかし、知能が高いということは、それだけ「感情が複雑で、繊細である」ことも意味します。
彼らはペットという枠を超えた、対等な「家族」としての接し方を求めてきます。
この記事では、研究員nanamiが科学的なデータと実際の飼育経験に基づいた愛の視点で、ルリコンゴウインコをお迎えするために必要な「性格の真実」「リアルなお金の話」「絶対に失敗しない準備」のすべてを、どこよりも詳しく徹底解説します。
「可愛い!」という直感はとても大切ですが、その感情だけで突っ走るのではなく、この子を一生守り抜くための知識という武器を、この記事で手に入れてくださいね。
【重要】ルリコンゴウインコの基本データ
まずは、「本当にうちの環境で飼えるかな?」という不安を、客観的な数値とデータで解消していきましょう。
ルリコンゴウインコは、尾羽を含めると体長が約90cmにもなる、非常に大きな鳥です。
特に覚悟が必要なのは「寿命」と「破壊力」です。彼らは50年〜70年生きます。そして、固い木の実を砕くための強靭なくちばしは、家具や柱を容易に破壊します。広いスペースと、防音環境、そして何よりも「一生添い遂げる覚悟」が不可欠です。
- 💖 推しポイント(五感)
匂い:ナッツのような香ばしさと、太陽を浴びた果実のような、甘く野生的な香り
触感:なめらかで硬質な羽毛の下に感じる、大型鳥類特有の筋肉の躍動感と体温 - ✨ 性格の傾向
超甘えん坊、感情表現豊か、破壊神、知能が高い、寂しがり屋。
特に「甘えん坊・賢さ・鳴き声」がMAXです。 - 🗣️ 鳴き声・おしゃべり
鳴き声Lv.5 / おしゃべりLv.4
基本スペック表
| 体長 / 体重 | 約80〜90cm / 900g〜1200g |
|---|---|
| 平均寿命 | 約50〜70年 (人間の一生とほぼ同じです) |
| 原産国 | 南米(ブラジル、ボリビアなど) |
鳴き声と防音対策について
ルリコンゴウインコの鳴き声レベルは「5(測定不能)」です。本気の雄叫びは「ギャーー!!」という、ジャングルで数キロ先の仲間に合図を送るための轟音です。
これは、一般的な住宅の壁なら容易に突き抜けます。朝夕の呼び鳴きは本能的なものなので、しつけで止めることはできません。
完全防音室の設置や、隣家と距離のある一軒家での飼育が基本条件となります。騒音対策を甘く見ると、ご近所トラブルの原因となり、最悪の場合手放さざるを得なくなります。
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ルリコンゴウインコは、生体価格もさることながら、その巨体を維持するための設備投資にお金がかかります。
ケージ、スタンド、防音設備など、初期費用だけで100万円近くかかることも珍しくありません。
とりラボ独自のリアルな市場価格調査に基づいたシミュレーションを確認しておきましょう。
1. 生体価格の目安
約 600,000円〜1,200,000円
輸入状況や為替の影響を大きく受けますが、現在は60万円〜100万円以上が相場です。
国内繁殖(ブリード)の個体で、人によく慣れている場合はさらに高額になります。信頼できる専門店から、健康状態の良い個体をお迎えすることが何より重要です。
2. 飼育用品の初期費用(目安)
| コース名 | 目安金額 | 内訳イメージ |
|---|---|---|
| ① 必須コース | 約 150,000円〜 |
大型インコ用の特大設備が必要です。 ・ステンレスケージ(915サイズ等):80,000円〜 ・専用スタンド:30,000円〜 ・保温器具・ペレット・おもちゃ:40,000円〜 |
| ② 完璧コース | 約 600,000円〜 |
防音室を導入する場合のセットです。 ・必須コース一式:150,000円 ・簡易防音室(アビテックス中古等):400,000円〜 ・空気清浄機・監視カメラ:50,000円〜 |
【重要】電気代と医療費も忘れずに
ルリコンゴウインコは熱帯原産のため、日本の冬は厳禁です。エアコンとペットヒーターをフル稼働させる必要があるため、光熱費は高くなります。
また、寿命が長いため、自分に万が一のことがあった場合の「信託サービス」への加入や、後継人の確保も重要です。動物病院での診察代も、大型鳥類料金となることが多く高額です。ペット保険への加入は強くおすすめします。
ルリコンゴウインコをお迎えするなら「これだけは揃えて!」
彼らは「破壊」が仕事であり遊びです。
中途半端な強度のものは一瞬でゴミになります。プロ仕様の頑丈なアイテムが必要です。
① 推奨ケージ:HOEI 915オウム(またはステンレス特注)
体長が90cm近くあるため、長い尾羽が床につかない高さのあるケージが必要です。
くちばしの力が凄まじいため、鉄製の塗装ケージはすぐに剥がされてしまいます。高価ですが、サビに強く頑丈な「ステンレス製」を選ぶのが、長い目で見れば最も経済的です。
推奨は「HOEI 915オウムステンレス」以上のサイズです。
② 専用の必須アイテム:極太の止まり木、破壊用ウッドブロック
1. 極太の止まり木
足のサイズが大きいため、細い止まり木では安定しません。直径3〜5cm程度の、自然木や専用の極太止まり木を用意してあげましょう。
2. 破壊用ウッドブロック
彼らのストレス発散とくちばしの健康維持には、硬い木をかじって壊すことが不可欠です。
かじり木やおもちゃは「消耗品」です。家具を破壊されないためにも、壊しても良い木のおもちゃを常に与え続けてください。
③ ごはんの選び方
ルリコンゴウインコは、他のインコよりも高脂肪な食事を必要とします。
主食は「大型インコ用ペレット(マコー用)」にし、副食として殻付きのナッツ(マカダミアナッツやクルミ)を毎日与えましょう。硬い殻をバリバリ割って食べる姿は圧巻です。
野菜やフルーツも大好きなので、バランスよく与えてください。
まとめ:ルリコンゴウインコとの暮らしは毎日が宝物
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ルリコンゴウインコの「飼育の大変さ」や「責任の重さ」など、厳しい現実もお伝えしましたが、それ以上に彼らとの生活は、人生観が変わるほどの感動に満ちています。
巨大な翼を広げて甘えてくる姿、あなたの言葉を理解して語りかけてくる知性、そして50年という時を超えて深まる絆。
彼らはペットではなく、あなたの人生そのものを共有する「魂の伴侶(ソウルメイト)」です。
もしあなたが、全ての困難を受け入れ、一生をかけて愛し抜く覚悟があるなら、ルリコンゴウインコは間違いなく最高のパートナーになります。ぜひ、その圧倒的な存在感を、ご自身の目で確かめてみてくださいね。
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