
目次
運命のパートナー「オオハナインコ」へようこそ
オオハナインコとの生活に興味を持ったあなたへ、まずは心からのお祝いを言わせてください。
あなたはこれから、インコ界で最もミステリアスで、息を呑むほど美しい「生きた宝石」との生活を始めるかもしれないからです。
彼らの魅力を一言で表すなら、間違いなくこの言葉に尽きます。
オスは緑、メスは赤!
まるで別の鳥?
ビロードのドレスをまとった、
美しき高貴なカップル。
オオハナインコ(Eclectus Parrot)の最大の特徴は、オスとメスで羽色が全く異なる「性的二型」です。
オスは鮮やかなエメラルドグリーンにキャンディコーンのような黄色い嘴、メスは深紅と青紫のドレスをまとったような姿をしており、昔は別の種類の鳥だと思われていたほどです。
その美しさはもちろんですが、実は「食性」や「羽質」も他のインコとは一線を画す、非常にユニークな存在です。
この記事では、研究員nanamiが科学的なデータと実際の飼育経験に基づいた愛の視点で、オオハナインコをお迎えするために必要な「性格の真実」「リアルなお金の話」「絶対に失敗しない準備」のすべてを、どこよりも詳しく徹底解説します。
「可愛い!」という直感はとても大切ですが、その感情だけで突っ走るのではなく、この子を一生守り抜くための知識という武器を、この記事で手に入れてくださいね。
【重要】オオハナインコの基本データ
まずは、「本当にうちの環境で飼えるかな?」という不安を、客観的な数値とデータで解消していきましょう。
オオハナインコは「大型インコ」に近い中型〜大型のサイズ感です。
特に注目すべきは、オスとメスで性格が大きく違うこと。一般的に「オスは穏やかでマイペース」「メスは気が強くて女王様気質」と言われています。また、消化器官が他のインコより長く、フルーツ中心の食生活を必要とする点も重要な特徴です。
- 💖 推しポイント(五感)
匂い:熟したフルーツやハチミツのような、濃厚で甘いフローラルな香り
触感:一般的な鳥の羽とは違う、毛皮やヘアのような「しっとり」としたビロードの感触 - ✨ 性格の傾向
性的二型(オスは穏やか、メスは女王様)、理知的、繊細、食通。
特に「賢さ・マイペース」な一面が目立ちます。 - 🗣️ 鳴き声・おしゃべり
鳴き声Lv.4 / おしゃべりLv.4
基本スペック表
| 体長 / 体重 | 約35cm / 380〜500g |
|---|---|
| 平均寿命 | 約30〜50年 (人生の伴侶となる長さ) |
| 原産国 | ソロモン諸島、ニューギニア、オーストラリアなど |
鳴き声と防音対策について
オオハナインコは普段は比較的静かに過ごすことができる鳥です。
しかし、大型インコ特有の「本気の雄叫び」は相当な音量です。危険を感じた時や、興奮した時に発する「ガァー!」「ギャー!」という金属音は、近隣への騒音になり得ます。
一方で、おしゃべりは非常に上手です。ヨウムほどではありませんが、人間の声をそっくりな声色で真似たり、言葉の意味を理解して使い分ける子もいます。穏やかに話しかけて育てれば、素晴らしいお話し相手になってくれるでしょう。
📢 あわせて読みたい
インコがうるさい時の対処法!防音と無視のしつけで解決リアルな初期費用シミュレーション
オオハナインコは生体価格が高額なだけでなく、特殊な食事管理が必要なため、ランニングコスト(食費)が他のインコよりも高くなる傾向があります。
とりラボ独自のリアルな市場価格調査に基づいたシミュレーションを確認しておきましょう。
1. 生体価格の目安
約 250,000円〜450,000円
亜種(ソロモン、ニューギニアなど)や性別によって価格が変動します。
一般的に25万円〜45万円前後で販売されていますが、近年は輸入規制の影響もあり、価格が上昇傾向にあります。繁殖が難しく流通量が少ないため、専門店での予約が必要な場合が多いです。
2. 飼育用品の初期費用(目安)
| コース名 | 目安金額 | 内訳イメージ |
|---|---|---|
| ① 必須コース | 約 45,000円〜 |
大型インコ用の頑丈なセットが必要です。 ・オウム用ケージ(HOEI 465オウム等):25,000円〜 ・保温器具(強化版):10,000円〜 ・ペレット・生鮮食品代:5,000円 ・止まり木・おもちゃ・キャリー:10,000円〜 |
| ② 完璧コース | 約 90,000円〜 |
防音対策と完璧な温度管理を含めたセットです。 ・必須コース一式:45,000円 ・アクリルケース(特大):40,000円〜 ・高機能デジタルサーモスタット:5,000円〜 |
【重要】電気代と医療費も忘れずに
オオハナインコは熱帯地方原産のため寒さに弱く、また、その特殊な羽質から乾燥も苦手です。冬場の保温と加湿は必須で、電気代がかさみます。
また、寿命が長いため、将来的な医療費も考慮し、ペット保険への加入や、専用の医療費貯金をしておくことを強くおすすめします。
オオハナインコをお迎えするなら「これだけは揃えて!」
オオハナインコの飼育で最も重要なのは「食事」です。
彼らは他のインコよりも消化器官が長く、栄養吸収の仕組みが異なります。一般的なインコの食事では栄養失調や体調不良(特に神経症状や羽の変色)を引き起こす可能性があります。
① 推奨ケージ:HOEI 465オウム(または915オウム)
体長35cmと大型インコに分類されるため、十分な広さと頑丈さが必要です。
嘴の力が強いため、亜鉛中毒のリスクがない「ステンレス製」のオウム用ケージ(線径が太いもの)を選んでください。広ければ広いほど良く、おもちゃを破壊して遊ぶスペースも必要です。
② オオハナインコ専用の必須アイテム:生鮮食品、アクリルケース
1. 新鮮なフルーツと野菜(重要!)
オオハナインコは野生ではフルーツや花蜜を主食としています。そのため、飼育下でも食事の割合の約50%〜70%を新鮮なフルーツや野菜にする必要があります(リンゴ、バナナ、カボチャ、小松菜など)。
2. アクリルケース(防音)
鳴き声が大きいため、集合住宅で飼育する場合はアクリルケースや防音カーテンなどの対策が推奨されます。これは保温効果もあるため一石二鳥です。
③ ごはんの選び方
前述の通り、シード(種子)のみの飼育は厳禁です。ビタミンA欠乏症になりやすいため、ペレットも「オオハナインコ用」や「フルーツブレンド」など、彼らの体質に合ったものを選ぶ必要があります。
また、着色料の入ったペレットは「トゥ・タッピング(足指をトントンする神経症状)」を引き起こす可能性があるため、無着色でナチュラルなペレットを選ぶのが無難です。
まとめ:オオハナインコとの暮らしは毎日が宝物
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
オオハナインコの「特殊な食事管理」や「高額な費用」など、飼育のハードルが高い部分もお伝えしましたが、それ以上に彼らとの生活は優雅で喜びに満ちています。
宝石のように美しい羽を輝かせながら、優しい目で見つめ返してくれる瞬間。甘いフルーツの香りに包まれながら、穏やかに寄り添ってくれる時間。
彼らは、あなたの人生に「彩り」と「香り」を与えてくれる、かけがえのないパートナーになるはずです。
もしあなたが、手間を惜しまず、共に食事を楽しみ、長い人生を歩む覚悟があるなら、オオハナインコは最高の伴侶となります。ぜひ、その高貴な美しさをショップで体験してみてくださいね。
次に読むべき記事
【保存版】運命の出会いを現実に。インコをお迎えする手順と初期費用・準備のすべて ➡
ショップでのチェックポイントから、お迎え当日の過ごし方まで。失敗しないお迎えロードマップを公開中。