運営者プロフィール - とりラボ

「科学の目」と「長年の飼育経験」で、鳥との暮らしをもっと賢く。

はじめまして。「とりラボ」運営者の nanami です。

数あるブログの中から当サイトを訪れていただき、本当にありがとうございます。
このブログ「とりラボ」は、愛鳥との生活の中でふと浮かぶ「なぜこの行動をするの?」「本当にこの食事でいいの?」という素朴な疑問を、【飼い主としての長年の経験 × 大手メーカー研究職の分析力】という2つの視点で徹底的に解明するために立ち上げた、愛鳥家のための情報研究所です。

私自身、現在進行形で愛鳥の「ずんだ」と暮らしている一人の飼い主です。
だからこそ、教科書通りの堅苦しい正論だけでなく、実際の生活に即した「リアルな最適解」を皆様と一緒に探していきたいと思っています。


運営者について

まずは、私がどのような人間なのか、少し詳しく自己紹介をさせてください。
「なぜ理系の研究者が、鳥のブログを書いているの?」と不思議に思われるかもしれませんね。

職業大手メーカー 研究開発職(R&D)
※日々、実験データの分析や新製品の検証を行っています。
経歴国立大学(旧帝大)卒
※専攻分野で培った論理的思考が、今のブログ運営の基礎になっています。
飼育歴文鳥(手乗り)、セキセイインコ(お喋り天才)、コザクラインコ(現在:ずんだ)
相棒コザクラインコの「ずんだ」
※「ラブバード」の名に恥じぬ甘えん坊。パワフルな破壊魔でもあります。
得意分野データ分析、文献のリサーチ、行動心理学、資産運用

「研究職」の視点は、鳥の飼育にどう役立つのか?

私は普段、メーカーの研究員として働いています。
仕事の内容を簡単に言うと、「仮説」を立て、「実験」し、得られた「データ」から真実を導き出すことです。実はこのプロセス、鳥の飼育と驚くほど相性が良いんです。

例えば、愛鳥の体重管理一つとってもそうです。
ただ「太ったかな?」と感覚で捉えるのではなく、毎日の体重をグラフ化し、食事量と運動量の相関関係を見る。あるいは、新しいペレット(総合栄養食)を導入する際に、パッケージの謳い文句だけを信じるのではなく、裏面の成分表を詳細に分析し、原材料の並び順から含有率を推測する。そういった「ファクト(事実)」に基づいた判断ができるのが、私の強みかなと思います。

「分からないこと」を「分からないまま」にしない

理系の性分といいますか、私は「なんとなく」で物事を進めるのがとても苦手です。
「インコにアボカドは駄目」という情報があったとして、「なぜ駄目なのか?」「どの成分が、鳥のどの臓器に、どのようなメカニズムで悪影響を及ぼすのか?」まで突き詰めないと気が済みません。

時には海外の論文を読んだり、専門書を読み漁ったりすることもありますが、そうやって得た「根拠のある知識」こそが、小さな命を守る最大の盾になると信じています。
このブログでは、そうした私の「調べ癖」や「分析癖」をフル活用して、皆様が安心して読めるコンテンツをお届けしていきます。

文鳥から始まった、鳥と暮らす人生

私と鳥たちとの関わりは、大人になってから急に始まったわけではありません。
これまでの人生で、性格も習性も全く異なる3種類の鳥たちと暮らしてきました。それぞれの鳥たちが教えてくれたことは、今の私の飼育スタイルの基礎になっています。

① 手のひらの恋人、文鳥との日々

私の鳥人生の原点は、文鳥でした。
あのもちもちとした白い体、吸い付くような紫色のクチバシ。文鳥の魅力は、なんといってもその「情の深さ」にあると思います。

一度心を許したパートナー(飼い主)に対する愛情は、時として執着に近いほど深く、私が勉強していると必ず手に潜り込んで邪魔をしてくる、あの愛おしい重みは今でも忘れられません。
文鳥との暮らしでは、鳥という生き物がどれほど繊細な感情を持ち、人間と心を通わせることができるのかを学びました。「鳥はただのペットではなく、感情を持った家族である」という認識は、この頃に育まれたものですね。

② 陽気な天才、セキセイインコの衝撃

次に家族になったのは、セキセイインコです。
文鳥の静かな愛情とは打って変わり、セキセイインコの世界は驚きと笑いに満ちていました。彼らの知能の高さには、本当に舌を巻きます。

我が家にいた子は特にお喋りが大好きで、私の口癖を真似するだけでなく、状況に合わせて言葉を使い分けるような素振りさえ見せました。
しかし同時に、セキセイインコ特有の「発情のコントロール」や「腫瘍などの病気」とも向き合うことになりました。楽しいだけでなく、健康管理の難しさ、食事制限の重要性を痛感させてくれたのも彼らです。「可愛いからといって、好きなものばかり食べさせてはいけない」。その教訓は、今のずんだの飼育にも活かされています。

③ そして現在、相棒の「ずんだ」と共に

そして今、私の隣にはコザクラインコのずんだがいます。
コザクラインコは別名「ラブバード」とも呼ばれますが、その名の通り、パートナーへの愛情表現の激しさは前の2種を遥かに凌ぎます。

服の中に潜り込んでくる甘えん坊な一面と、気に入らないことには全身で抗議する気の強さ。そして何より、あのパワフルなクチバシ!
ずんだを迎えてからは、彼が退屈せず、かつ安全に「破壊本能」を満たせるよう、おもちゃ選びや環境づくり(エンリッチメント)にこれまで以上に頭を使うようになりました。

「ベタ慣れ」の幸せと、一筋縄ではいかない知恵比べの日々。そんなずんだとの濃密な生活から得た気づきも、このブログにはたくさん詰まっています。
このように、種ごとの違いを肌で感じてきた経験があるからこそ、当ブログでは「鳥」とひとくくりにせず、それぞれの個性や習性に寄り添った情報を発信できるのかなと考えています。

「とりラボ」が大切にしている3つのポリシー

インターネット上には、残念ながら誤った情報や、出処の怪しい噂も数多く存在します。
大切な愛鳥の命に関わることですから、私は情報を発信する者として、以下の3つのポリシーを徹底的に守ることを自分自身に課しています。

ポリシー①:一次情報と公的根拠の徹底(ウワサ話を信じない)

「ネットの掲示板に書いてあったから」という理由だけで、記事を書くことは絶対にありません。
誰が書いたか分からない情報ではなく、国や公的機関、専門家が発表している「一次情報」を必ず確認します。

例えば、動物の飼育に関する法律や基準については、必ず所管である環境省の発表を確認しています。個人が勝手な解釈で語るのではなく、国が定めた「動物の愛護及び管理に関する法律」などの公的な基準こそが、適正飼育のスタートラインだと考えているからです。

【信頼できる情報源の一例】
当ブログでは、飼育基準の根拠として、以下の環境省のガイドライン等を常に参照しています。

(出典:環境省自然環境局『動物の愛護と適切な管理 - 基準・指針等』https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/index.html

このように、可能な限り信頼できるソースへの裏付けを行うことで、「読んで安心できる記事」を目指しています。

ポリシー②:「なぜ?」を論理的に解説する(思考停止しない)

私は、読者の皆様に「思考停止」してほしくないと思っています。
「〇〇は危険です」と結論だけを知るのも大切ですが、「なぜ危険なのか」というメカニズムを知らなければ、応用が効きません。

理系研究職の視点から、化学的・生物学的な根拠を(できるだけ噛み砕いて!)解説します。
「へぇ、そういう理由だったんだ!」と納得していただくことで、知識は皆様の中に深く定着し、いざという時に愛鳥を守る判断力に変わります。難しい専門用語を使うのではなく、専門的な概念を分かりやすく翻訳して伝えること。それが私の役割だと思っています。

ポリシー③:愛鳥ファーストの視点(QOLの追求)

最後に、これが最も重要なことですが、全ての判断基準は「愛鳥にとって幸せかどうか」です。
どんなに飼い主にとって便利な便利グッズでも、鳥の本能を阻害したり、ストレスを与えたりするものであれば、私は推奨しません。

「QOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)」という言葉がありますが、これは人間だけでなく鳥にも当てはまります。
彼らが彼ららしく、翼を広げ、囀り、美味しくご飯を食べられること。その当たり前の幸せを守るために、私は記事を書き続けます。


さいごに

鳥と暮らすことは、言葉の通じない異種族と心を通わせる、奇跡のような体験です。
でも、言葉が通じないからこそ、私たちは悩み、迷い、不安になることもありますよね。

そんな時、ふと立ち寄って「ああ、こうすればいいんだ」「自分だけじゃないんだ」とホッとしていただけるような、皆様にとっての「安全基地(セーフティ・ネット)」のようなブログでありたいと願っています。

私とずんだの「とりラボ」が、あなたの愛鳥ライフを少しでも明るく、賢く、豊かなものにできますように。
どうぞ、末永くお付き合いください。

とりラボ運営者:nanami& ずんだ