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運命のパートナー「文鳥」へようこそ
文鳥との生活に興味を持ったあなたへ、まずは心からのお祝いを言わせてください。
あなたはこれから、インコとは一味違う、つるつるスベスベの「手の中のお餅」との生活を始めるかもしれないからです。
彼らの魅力を一言で表すなら、間違いなくこの言葉に尽きます。
手の中で溶ける、
極上の「お餅」。
ツンデレで情熱的な、
江戸の粋なパートナー。
文鳥は、江戸時代から日本人に愛されてきた歴史ある鳥です。
一見クールに見えますが、心を許した飼い主の手の中では、形を失って「液体」のように溶けて眠ります。この「ニギコロ(握り文鳥)」の幸福感は、他の鳥では味わえない極上の体験です。
ただ、その小さく可愛らしい見た目とは裏腹に、気に入らない相手には「ルルル!」と威嚇するような、気の強い一面も持っています。
この記事では、研究員nanamiが科学的なデータと実際の飼育経験に基づいた愛の視点で、文鳥をお迎えするために必要な「性格の真実」「リアルなお金の話」「絶対に失敗しない準備」のすべてを、どこよりも詳しく徹底解説します。
「可愛い!」という直感はとても大切ですが、その感情だけで突っ走るのではなく、この子を一生守り抜くための知識という武器を、この記事で手に入れてくださいね。
【重要】文鳥の基本データ
まずは、「本当にうちの環境で飼えるかな?」という不安を、客観的な数値とデータで解消していきましょう。
文鳥は「インコ(オウム目)」ではなく、スズメの仲間である「フィンチ(スズメ目)」に分類されます。
そのため、くちばしの形や習性がインコとは異なります。インコのようにケージの網を登るのは苦手ですが、ジャンプ力は抜群です。また、非常に綺麗好きで「水浴び」が命という特徴があります。
- 💖 推しポイント(五感)
匂い:メープルシロップや、香ばしいカステラのような甘い香り
触感:つるつる・すべすべの「お餅」のような触り心地。吸い付くようなフィット感 - ✨ 性格の傾向
ツンデレ、嫉妬深い、潔癖症(水浴び大好き)、気が強い(サムライ魂)。
特に「甘えん坊」な一面が目立ちます。 - 🗣️ 鳴き声・おしゃべり
鳴き声Lv.2 / おしゃべりLv.1
基本スペック表
| 体長 / 体重 | 約14〜17cm / 23〜30g |
|---|---|
| 平均寿命 | 約7〜10年 (環境が良ければ10年以上生きることも) |
| 原産国 | インドネシア(ジャワ島・バリ島) |
鳴き声と防音対策について
文鳥の鳴き声は「チッ」「キュー」といった可愛らしい声で、インコのような金属音ではありません。
そのため、集合住宅でも非常に飼いやすい鳥です。
特にオスは求愛のために「さえずり(歌)」を歌います。「ピョピョピョ、チヨチヨ」とリズムを刻んで歌う姿はとても風流です。歌には個体差があり、飼い主さんが口笛で教えたメロディをアレンジして歌ってくれることもあります。おしゃべりはできませんが、この「歌」が彼らなりの愛情表現なのです。
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文鳥は比較的安価にお迎えできますが、寒さに弱いため、温度管理にはコストがかかります。
また、カラーによって価格差があります。昔ながらの「桜文鳥」や「白文鳥」だけでなく、最近は「シナモン」や「シルバー」などの淡い色も人気です。
とりラボ独自のリアルな市場価格調査に基づいたシミュレーションを確認しておきましょう。
1. 生体価格の目安
約 3,000円〜10,000円
最もポピュラーな「桜文鳥」や「白文鳥」は3,000円〜4,000円前後でお迎えできることが多いです。
グレーがかった「シルバー文鳥」や、茶色い「シナモン文鳥」は人気が高く、6,000円〜10,000円ほどになります。さらに珍しい「クリーム文鳥」などはそれ以上の価格になることもあります。
2. 飼育用品の初期費用(目安)
| コース名 | 目安金額 | 内訳イメージ |
|---|---|---|
| ① 必須コース | 約 20,000円〜 |
まず最低限必要な「命を守るセット」です。 ・ケージ(HOEI 21など):5,000円〜 ・保温器具(ヒーター&サーモ):8,000円〜 ・ペレット・シード:2,000円 ・バードバス・おもちゃ・キャリー:5,000円〜 |
| ② 完璧コース | 約 45,000円〜 |
水浴び対策と保温効率を重視したセットです。 ・必須コース一式:20,000円 ・アクリルケース(保温・水飛び防止):20,000円〜 ・高機能デジタルサーモスタット:5,000円〜 |
【重要】電気代と医療費も忘れずに
文鳥の原産国は熱帯のインドネシアです。日本の冬の寒さは命取りになるため、特に生まれて最初の冬は25度〜30度を保つ必要があります。
また、フィンチ類は代謝が早いため、体調不良を起こすと数時間で急変することがあります。万が一に備えて、ペット保険への加入や、専用の医療費貯金をしておくことを強くおすすめします。
文鳥をお迎えするなら「これだけは揃えて!」
文鳥はインコとは習性が大きく異なります。
「インコ用」として売られているグッズでも、文鳥には使いにくい場合があるため、彼らの特性に合わせたアイテム選びが重要です。
① 推奨ケージ:HOEI 21手のり(またはSANKO イージーホームバード35)
文鳥はインコのようにケージの網をくちばしで伝って移動する(クリッピング)ことがあまり得意ではありません。基本は止まり木から止まり木へジャンプして移動します。
そのため、高さがありすぎるケージよりも、動きやすいサイズ感が適しています。
推奨は「HOEI 21手のり」のようなコンパクトなものか、のびのび動ける「SANKO イージーホームバード35」です。大切なのは、付属の止まり木の位置を、彼らがジャンプしやすい間隔に調整してあげることです。
② 文鳥専用の必須アイテム:外付けバードバス、つぼ巣
1. 外付けバードバス(水浴び容器)
文鳥にとって水浴びは、ご飯と同じくらい重要なルーティンです。体を洗うだけでなく、ストレス発散の意味もあります。
ケージの中に水入れを置くだけでは狭すぎて羽が洗えないため、ケージのドアに取り付ける「外付けバードバス」が必須アイテムです。ここで豪快に水浴びをする姿は、見ていて飽きません。
2. つぼ巣(寝床)
文鳥は狭いところに入って眠るのを好みます。わらで編まれた「つぼ巣」を入れてあげると、夜はその中で丸くなって眠ります。ただし、巣があることで発情してしまう場合は、取り外して止まり木で寝かせるようにしましょう。
③ ごはんの選び方
文鳥はもともとイネ科の種子を食べる鳥なので、シード(アワ・ヒエ・キビ)が大好きですが、栄養バランスを整えるためには「フィンチ用ペレット」を取り入れるのが理想です。
インコ用のペレットだと粒が大きすぎることがあるので、必ず「文鳥用」や「フィンチ用」と書かれた、極小粒(パウダー状に近いものや、極小の粒)を選んであげてください。
まとめ:文鳥との暮らしは毎日が宝物
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
文鳥の「水浴びの激しさ」や「寒さへの弱さ」など、気をつけるべき点もお伝えしましたが、それ以上に彼らとの生活は心温まる瞬間に溢れています。
名前を呼ぶと「ピッ!」と返事をして飛んでくる健気さ、手の中でとろとろに溶けて眠る信頼感、そして時には怒って指を突っついてくる人間臭さ。
彼らは小さな体の中に、サムライのような強い魂と、深い愛情を秘めています。
もしあなたが、ベタベタに甘えてくれる究極のパートナーを探しているなら、文鳥は運命の相手かもしれません。ぜひショップで、その手の中のお餅の温かさを体験してみてくださいね。
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